あきらめたものは勝てない
「井戸を掘るなら水が出るまで掘れ」と言う。
この場合、相場界で闘うという決意である。
しかし、逆境の相場に追証をつぎ込んで粘るのは、時によりけりで、損失を大きくしかねない。
このような時は、「見切り千両」と言って、ひとまず「悪い玉を清算」して、しばらく休み、再挑戦する。
素人の相場と、玄人の相場の違いは、玄人は負けが込んでくると、熱くならずに次の機会のため資金を温存するが、素人は熱くなって張り金がなくなるまでいってしまう。
今日はツイていないと思ったら、サラリと引き上げるのは、あきらめるのではなく、力をためるためである。