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売りの落城の高峠、たわけになって売りの種蒔け

売りの落城の高峠、 たわけになって売りの種蒔け 売りの落城とは売り方が騰げ相場の極点で資力、気力続かず踏み上げて、 いわゆる総煎れの場面。 相場は売り方が煎れ上げてしまうと反落する。 何の考えず、その時は売っていくのが良い。

売りは迅速、買いは悠然たれ

売りは迅速、買いは悠然たれ 下げ相場は早いから、 売りだと思ったら、 すかさず売ってから考えれば良いとする。 買いは、 上昇相場は積み重ねであるから時間をかけてもみ合う。

陰きわまれば陽転ず

陰きわまれば陽転ず 相場に限らず、 物事の道理である。 相場も長期間下げ続けると市場人気は非常に暗くなり、 悪い材料も次から次に出てくるが、 下げの日数、 下げの値幅で測定して、 陰陽圏を探る。 いったん底入れして陽転すれば、 あとは押し目買い街道…

偉大なトレーダーは常に謙虚である

偉大なトレーダーは常に謙虚である 謙虚は、 世の中の怖さ、 相場様に対する、 へり下った気持ちである。 謙虚でなければいい情報も入ってこないだろう。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 と言われる。

一割、二割は世の変動。三割以上は人の変動

一割、二割は世の変動 三割以上は人の変動 どのような相場でも、 一割、二割の高下は景気や需給によって動くが、 人気が大きく片寄ってしまうと三割、四割変動する。 江戸時代の米相場で、 「高下とも五分、一割の動きには従いて、三割超える高下向かえ」 と…

上げは大場から、下げは小場から

上げは大場から、下げは小場から 大場というのはニューヨーク・ウオール街、 小場というのは香港市場というふうに見てもよい。 シカゴの市場と東京の市場、 あるいは大場とは原料市場であり、 小場は製品市場でもある。 相場が底入れして、センター市場が大…

当たり屋につけ

当たり屋につけ 当たり屋は、 相場がよく見えているから当たり屋である。 「当たり屋につくより、曲がり屋に向かえ」 という金言もあるが、 当たり屋に、 あまり提灯がつくと曲がりだすが、 当たっている人は、 よほど相場が上手いか、 独自の情報を持ってい…

余り物に値なし

余り物に値なし 値段がいくら安いからといって余りもの、 供給過剰のものは、 買っても上には行かない。 いま付いている値段が相応かというと、 これもまた先に行くと、 まだ高すぎたということがよくある。 まさしく「値頃感無用」である。

商い急ぐべからず

商い急ぐべからず 相場をしていると、 チャンスは今しかないと思うことがよくある。 遅疑逡巡するのもよくないが、 焦りすぎるのもよくない。

わからないものに手を出すな

わからないものに手を出すな ある程度、自分が理解しないと、 自己責任の時代である。 儲かりそうだということで飛びついてはいけない。

六十日でひと思案

六十日でひと思案 相場のひとは波動は、 三月(みつき)またがり六十ひと言う。 六十日を過ぎた日柄の相場は、 振り返って考えてみる。

利食い千人力

利食い千人力 利食いしたら怖いものはない。 少し早すぎたかな・・・と後悔する時も、 あるかもしれないが。

利食い迷わば、半分仕舞え

利食い迷わば、半分仕舞え 本田宗久伝の中に 利食いのことで後悔二つありという項目があるが、 アメリカ・ウォール街の金言には、 『利食いして破産した相場師はいない』 というのがある。 利は伸ばすべきだが、 利食いすべきか迷ったときは、 半分だけ利食…

乱門をよぎることなかれ

乱門をよぎることなかれ 乱門とは乱れた家。 相場をしていて乱れたところに行くと調子が狂いだす。 禍いが身に及ぶようなところには近寄らないこと。 土地も地霊というものがあって、 悪い場所は、何をしても成功しない。

門前雫落して鞍馬稀なり

門前雫落して鞍馬稀なり 白楽天の「琵琶行」の中の文句で、 かっては賑わっていた門前も、鞍馬に乗ってくるお客は影をひそめた。 田中角栄さんが総理として権勢を誇っていたときは、 お正月に数百人の人が田中邸に賀詞で訪れたが、 晩年は訪れる人もいなかっ…

見切り千両

見切り千両 見切るとは、あきらめる。 「しまったは仕舞え」 である。 早い目の損切りは、千両の値打ちがある。

慢心・安心・有頂天・傲慢・天狗は皆落ちていく

慢心・安心・有頂天・傲慢・天狗は 皆落ちていく 説明するまでもない。 そのいずれも相場戦線においては、最も戒むべきことである。 要するに、 人間ができていなければ勝道千里を歩むわけにはいかない。 相場道とは、このように厳しいものである。

待は仁・進は勇

待は仁・進は勇 待とは時間の過ぎるのをじっと見ていることで、 焦らない。 状況が変化するのを待つ。 風向きが自分に有利になるのを待つ、 待のは体力と気力と読みを要する。 仁は博愛であり、 いつくしみ。 調和である。 焦らず時の至るのをじっと待つこと…

休むも相場

休むも相場 進むべきか、 退くべきか、 相場にはいろいろと決断しなければならないことが多い。 要するに、 進退決めかねる時は休めというわけで、 休めとは休戦である。 戦線が拡大していて、 しかも苦戦中だから迷うわけで、 休戦しろということは、 少々…

守って勝は難し

守って勝は難し 攻撃は最大の防御という。 守りは、攻めの3倍の兵力を必要とする。 勝ちは攻めにあり。 即ち 相場も消極的では勝てないということ。

年年歳歳花相似たり、歳歳年年相場同じからず

年年歳歳花相似たり、 歳歳年年相場同じからず 相場の春夏秋冬、だいたい言われる材料は似たようなものである。 しかし、相場する人が毎年違ってくるし、 三年周期、五年周期というものもあれば、 景気の変化によって相場の質も変わっていく。 乱世を背景に…

人間ができないと、お金は居つかない

人間ができないと、お金は居つかない 戦前の堂島の米相場時代から相場をしてきた古老が、 お酒を飲んだ時、 「とどのつまりは、 人間ができないうちは、 相場でも商売でも事業でも、 お金はできない」 と言った。 人間ができるとは、人間として、どう生きる…

投げ終われば反騰する。踏み終われば反落する。

投げて、投げて、投げ終われば反騰する。 踏んで、踏んで、踏み終われば反落する。 相場とはいうものは、 そのような仕組みになっている。 「もう」は「まだ」なり。 「まだ」は「もう」なり。 誰もが買い玉を投げ終わると必ず底が入るし、 売っている人が踏…

人生の処世術

動乱が大きい時は都会が安全であるが、 動乱が小規模の時は地方が安全である。 中国4千年、 動乱の中に生きた人によって実感として割り出した処方術です。 これを大地震などの災害復旧対策で見ても大都会ほど対策が早い。 兵乱では地方の情報は中心部に届き…

進まざれば退く

天下の事、進まざれば退く 易経、 既済の象伝にある言葉で、 世の中というものは、 それが進まない時は、必ず退く時である。 人間の力で無視して進めても、また戻される。 相場をしていて、つくづくそのことがわかる時がある。 たいがい、後からわかるのであ…

大欲は無欲に似たり

大欲は無欲に似たり あんまり大きな欲を出しすぎると効果が消えてしまう。 相場も利食い(幅)は器量。 その人の器しか取れない。 そこに「分を知れ」と言われる。 分とは人間的な身分である。 階級ではない。 「足るを知る者は富みあり」 というのも、分相…

大勢は回り舞台

大勢は回り舞台 相場の大きな流れは循環である。 大回り三年といわれる。 有訃七年・無訃五年(あるいはその反対)の十二年が十二干支の一循環。 これを五回繰り返して六十年が還暦。

静中に動あり

静中に動あり 相場に限って見ていく場合、 死んでいる静なのか、 冬眠している静なのか、 動かない相場の中まで見通すことは必要である。 世の中の流れや環境の変化に、 静l中、 なにか反応らしきものがあるのかどうか。

辛抱する木(気)に花が咲く

辛抱する木(気)に花が咲く 辛抱とは辛を抱くと書く。 相場は辛抱すべからずということもあるが、 値下がりをした塩漬けにして、 世の中の変わるのを待てば再び花の咲くことが多い。 辛抱は、ただ単に受け身の辛抱でなく、 「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)…

三年鳴かず飛ばず。ひとたび飛べば天にいたらん

三年鳴かず飛ばず。 ひとたび飛べば天にいたらん 韓非子の言葉の中にある。 三年間横に横にと安値で這っていた相場が、 首をもたげて高くなりだしたら 横に這ったチヤートの日柄の長さ分を上に持っていくといわれる。